株式投資家がいま知るべき情報は3つ!原油と為替、中国市場をしっかりと見る!
2016/02/24
昨日は米国雇用統計の発表がありました。毎月第一週の金曜日に発表されるこの数字は、市場が予想した数字とのかい離から、為替へ即座に1-2円の変動をもたらします。そして、当日の米国株価、週明けの日経平均へと波及していくものとなります。
株式投資は美人投票と呼ばれており、様々な情報から、たくさんの人の投票の結果、良さそう悪そうに見えるものから数字が変わっていくものです。株式投資をするにあたって、為替情報、そしていまは原油価格、中国市場の3つを見ることが肝要です。今回は、その情報の重要性について考察していきます。
株式投資をする人が知る必要のある情報
原油価格
昨年から、世界市場に黒い影をもたらしているのは、原油価格の急落です。消費者にとっては、ガソリン価格も安くなり、飛行機も燃油サーチャージがなくなり、と良い点が多いのですが、市場にとってはリスク要因のひとつです。
最近の市場は原油価格が先行しており、その上下が株価変動に強く影響を与えています。原油価格と、他国の市場の上下を広く簡単にみることができるおすすめのサイトはこちらです。→ 世界の株価
全世界の市場に目を配り、商品価格、特に原油を抑えておくことが大事です。
中国市場
中国の市場は2015年夏から不安定で、最高値からは半値まで落ちています。2016年になった今でもなお、10時30分に開く香港上海の市場の上下幅が大きいと、日経平均は引きずられる傾向にあります。その動きは原油等とは離れて独自に急落をすることも多いため、しっかりと見ていく必要があります。中国市場の情報については、先ほどの世界の株価のサイトでも確認ができますし、各証券会社の他国市場の情報からも確認することができます。
為替情報
東京市場が開いている場中にも、政策の変更や、政治家の発言から株価が動くことがあります。その流れとしてよく見られるものは、為替が先行して動き、同時に日経平均先物が動き、先物に続くように各企業の株価が変動することで日経平均株価が追いつくというものです。
証券口座では、為替の現在値については見ることができるのですが、チャートが十分には使えません。相場の急激な変動があった場合には、為替の状態も正確に把握する必要があるため、合わせてFX口座から表示するチャートを使用することになるのです。
また、長期的にも、為替と日経平均株価には相関関係があります。それは、日本企業には外貨で稼ぐ企業が多いことが理由のひとつです。円安は自動車、機械産業の業績好調につながります。また、円高であったり、商品市場が不安定となると、内需と呼ばれる国内の小売業などの業績が相対的に良くなり、株価が上がる傾向にあります。為替のチャートを開き、その方向感を分析することはとても重要です。
株式投資を始めることを決めた方は、合わせてFX口座を開き、より詳しい情報、チャートが得られる状態を作ることをお勧めします。各社の中でも、DMMFXが用意するプレミアチャートは便利です。外出中の変動もアプリですぐに確認することができます。投資を始めたあとは、使える情報は一番便利な形で集め、足もとをすくわれないようにすることが、勝ちにつながります。
FX各社には、口座開設でのキャッシュバックも魅力です。こちらの記事もあわせてどうぞ。→ 日本円だけで資産を持つことは危ない理由。資産運用としてのFXのすすめ。